この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
夫が浮気をしている疑いがあったため、探偵に調査を依頼したところ、浮気の決定的な証拠(浮気相手とラブホテルに入っていく写真)がとれたので、具体的に離婚協議を進めたいが、どのように話を進めていけばよいか分からないというご相談でした。
解決への流れ
双方に代理人弁護士が就き、離婚協議を行いました。まず、お子さんの親権者については、母であるご依頼者様となりました。養育費については、適正な金額で合意にいたり、支払い終期についても、原則としてお子さんが20歳になるまでであるところ、お子さんが四年制大学を卒業する予定の月まで延長することができました。財産分与については、夫名義の財産をすべて開示させた上で、その半分を現金で取得することができました。慰謝料については、夫だけではなく、不貞相手である女性にも併せて請求をし、双方から適正額の慰謝料を回収することができました。
離婚協議にあたってメインの争点になるのは、①お子さんの親権、②養育費、③財産分与、④慰謝料です。これまでの豊富な経験を活かして各争点について、法的に可能な限りご依頼者様に有利な離婚条件となるよう交渉いたします。本人同士ではなかなかまとまらない話も弁護士にご依頼いただくことで早期の解決が図れますし、弁護士費用を差し引いても本人同士で協議する場合よりも経済的に有利な条件での離婚が可能になります。