犯罪・刑事事件の解決事例

上階店舗からの水漏れトラブルを解決

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岩﨑 崇 弁護士が解決
所属事務所植月・岩﨑法律事務所
所在地神奈川県 横浜市西区

この事例の依頼主

40代 男性

相談前の状況

ビルテナントの入居者様からのご相談。天井からの水漏れで天井や、壁、床が汚損し、エアコンや照明器具も故障。テナントを休業せざるを得なくなりました。上階テナントはビルオーナーの責任だと言い、ビルオーナーは上階テナントの責任だと言って責任を押し付け合い、改修工事が一向に進みません。

解決への流れ

上階テナント、ビルオーナーどちらの責任か、調査してみないとすぐには分からないことは多いのですが、それを待っていては階下は被害が広がるばかりです。ひとまず上階テナント・ビルオーナーの双方に早期対応を求める通知を出し、被害状況を写真や動画で記録した後は下階テナント主導で改修工事を速やかに実施し、かかった損害を賠償請求する方針にしました。改修工事の過程でビルオーナーの責任であることがわかり、その後はビルオーナーの保険会社との交渉になりました。保険会社は損害額を過少に評価してきたので、同等の中古品の市場価値を調べて証拠として提出し、然るべき賠償額を勝ち取ることができました。

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岩﨑 崇 弁護士からのコメント

上階テナントとビルオーナーが責任を押し付けあっている間にも、改修工事をしなければ下階の被害は拡大してしまいます。まずは双方に通知を出し、上階テナント・ビルオーナーが改修する機会を与えたあと、それでも対応してくれなかった場合には下階テナント自ら改修をする、という手順を踏むことで、あとから「下階テナントが勝手に改修した」という言い分を封じることができます。賠償額の回収方法としては、家賃の減額によって事実上回収(相殺)するという交渉手段もあります。