犯罪・刑事事件の解決事例
#後遺障害等級認定 . #過失割合 . #慰謝料・損害賠償 . #人身事故

外傷性頚部症候群 約250万円獲得した事例

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江幡 賢 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人美咲
所在地新潟県 新潟市中央区

この事例の依頼主

60代 女性

相談前の状況

事故発生後約2週間の段階で、事務所にご相談いただき、治療の推移や相手方保険会社との交渉の流れについてご説明させていただいたところ、受任に至りました。

解決への流れ

当事務所としては、依頼者の治療の状況をお伺いしながら、症状に合わせた治療計画などについてアドバイスさせていただきました。とりわけ、本件では、依頼者に頚部痛のみならず、顔面の違和感、PTSDといった症状も見られたため、整形外科のみならず、神経内科・脳神経外科や、心療内科といった専門医の診察を受けることなどをお勧めするなど、治療の方針をアドバイスさせていただきました。その後、残念ながら、依頼者には頚部痛の行為症状が残存してしまったため、後遺障害の申請をすることにしました。当事務所の後遺障害認定申請サポートを受けていただき、当事務所が「被害者請求」の形で後遺症の認定申請を担当し、狙い通り後遺障害等級14級9号の認定を獲得することができました。

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江幡 賢 弁護士からのコメント

昨今、画像上異常が明らかでない外傷性頚部症候群などでは、後遺症の認定が非常に厳しい傾向にあります。しかし、本件では、事故後早期にご依頼いただいたため、治療の方針について丁寧にアドバイスすることができたということも、後遺症の認定を獲得できた理由の一つだと考えています。また、相手方保険会社との間では、過失割合についても争いとなっていましたが、当初保険会社が主張する過失割合よりも有利な過失割合で解決することもできました。画像上明らかな異常が見られない外傷性頚部症候群などの案件では、治療実績の積み重ね方が、後遺障害等級認定に大きく影響を及ぼすといわれています。交通事故で被害に遭われた方は、比較的軽度のお怪我と思われる場合でも、万が一後遺障害が残存してしまった時のために、早めの段階で弁護士へご相談いただきたいと思います。