この事例の依頼主
80代以上
相談前の状況
歩行者と車の事故です。被害者は道路を横断中、相手方車両にはねられました。被害者はこの事故により、腰椎圧迫骨折等の怪我を負いました。被害者は高齢であったため、被害者のご家族は、事故後の警察や保険会社とのやり取りが被害者に肉体的・精神的負担となることを心配し、当事務所にご相談にみえました。
解決への流れ
被害者は一年以上治療を継続しましたが、変形や痛みなどの症状が後遺症として残りました。自賠責保険に後遺障害認定申請を行った結果、11級7号が認定されました。認定された等級を元に交渉を重ね、適切な賠償を獲得するにいたりました。
高齢者が交通事故に遭ってしまった場合、事故前の生活に戻ることはなかなか容易ではありません。事故による受傷が治りきらずに後遺症となってしまうケースだけでなく、事故の恐怖から外出ができなくなる、中には生活の変化に耐え切れずそのまま寝たきりになってしまう方もいます。そのため、被害者のご家族は、事故後に被害者の精神的・肉体的ケアに負われることが少なくありません。本件では、現場検証への立会いを実施し、被害者が警察の事実確認に対しスムーズに回答できるようサポートするなど、可能な限り被害者が不安を感じることがないように努めました。当事務所では、被害者のご家族による代理相談や、弁護士が出向いての出張相談など、被害者やご家族の方の要望にあわせた対応を行っています。ご家族が交通事故に遭われ、悩みを抱えていらっしゃる方、是非一度ご相談ください。