この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
ご依頼者さまは生活費が足りないときに、クレジットカードのキャッシングを使ってお金を借りていました。不景気などで徐々に借入額が増えた時期もありましたが、どうにか完済することができました。取引期間が長かったため、ご依頼者さまは過払い金が発生するのではないかと考え、弁護士法人プロテクトスタンス大阪事務所にご相談されました。
解決への流れ
本件を担当した弁護士が取引履歴を丁寧に確認し、法定利率による引き直し計算を行うと、100万円を超える過払い金が発生していることが確認できました。クレジットカード会社との交渉を重ねた結果、ご依頼者さまに140万円の過払い金が返還される内容で合意することに成功しました。
長期間にわたって借金をしていると、過払い金が発生している可能性があります。過払い金は完済した借金にも発生しますが、最終取引から一定期間が経過すると、時効が成立して請求できなくなってしまうため注意しましょう。また、過払い金の正確な金額を確認するには法的な専門知識が求められ、金融機関に請求するには高い交渉力が必要となります。心当たりがある場合は早めに弁護士へ相談し、金額の確認や交渉などを依頼することをおすすめします。