犯罪・刑事事件の解決事例
#養育費

減収による養育費の減額に成功しました。

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工藤 佑一 弁護士が解決
所属事務所法律事務所SAI
所在地埼玉県 さいたま市大宮区

この事例の依頼主

男性

相談前の状況

勤務先の都合で職を失い、再就職したものの給与が従前の半分ほどとなってしまい、調停で取り決めた養育費の支払いが厳しくなってしまったとのことで相談いただき、養育費の減額についてご依頼いただきました。

解決への流れ

相手の方へ書面を送付したものの、減額には全く応じないとの返答であり、早期に調停を申し立てる方針としました。身分関係から簡易な算定表が適用できるケースではなかったため、調停では算定表に頼るのでなく、標準算定方式を応用した詳細な算定を示すことで調停委員の理解を得るよう努めました。複数回の調停期日を要しましたが、結果として収入に見合った金額への変更に成功しました。

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工藤 佑一 弁護士からのコメント

法的には養育費の減額が認められると考えられる場合であっても、交渉で減額に応じていただくことは実際上難しく、減額調停を用いた解決を図ることが適切な場合が多いように考えられます。今回のケースも、早期に調停を申し立てたことが妥当な解決に繋がったと思われます。