犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割

音信不通となっていた相続人が数人いたものの、審判によって遺産分割手続きを進めることができた例

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笹倉 拓人 弁護士が解決
所属事務所堺鳳法律事務所
所在地大阪府 堺市西区

この事例の依頼主

80代以上 男性

相談前の状況

遺産として数千万円の預貯金があり、依頼者様が通帳を預かっておられるもの、連絡が取れない相続人が複数名いるため銀行での手続きを進めることができず、どうすればよいかとご相談いただきました。

解決への流れ

裁判所に遺産分割調停を申し立てましたが、当該連絡のつかなかった相手方は欠席しました。そこで、裁判に審判を出してもらうこととし、当職から裁判所に対し、どのような内容の審判を希望するかを記載した書面を提出しました。当方の案のとおりに、裁判所から審判を出してもらうことができました。そして、この審判に基づき預貯金の解約手続を行い、連絡のつく相続人に分配することができました。また、連絡のつかない相手方に対しては、法務局に供託をすることで、依頼者様がこれ以上連絡のつかない相手方に関わらなくてよいようになりました。

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笹倉 拓人 弁護士からのコメント

手続きが前に進まなくてお困りの場合でも、法的手続きをとることで前に進めていくことができる場合は意外と多くあります。本件のような問題でお困りの場合は、ぜひ弁護士にご相談ください。