この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
内縁者からの精神的虐待、多少の暴力を受けていた依頼者で、、依頼者名義でアパートの一室を賃借していた事案でした。弁護士会の法律相談で複数回相談したものの、難しいと断られ続け、当事務所に来られました。
解決への流れ
依頼者の安全を考え、依頼者には内縁者に内緒で別居してもらい、明渡請求に着手しました。やはり、訴訟提起をせざるを得ず、訴訟提起したら、代理人が付きました。代理人がついてくれれば、早期退去のための話し合いの余地が生まれたと思えたものの、代理人も途中で辞任されてしまいました。その後、内縁者は生活保護を受給されたり、病院に入院したりしました。最終的には、強制執行で立ち退いてもらいました。
強制執行で、内縁者を立ち退かせられ、無事、借りていたアパートの一室を大家に返すことができました。これで依頼者には、内縁者との関係が切れ、新しい人生を歩んでいただけるのではないか、期待しています。